大盛りな人生

食事と生活

活字の食べ物のはなし

いつも通りTwitterを眺めていてパッと目に入ってきた投稿、最果タヒさんの詩の展示を写した画像が載っていたんだけど、それを見て「そうだわたしが突然演劇サークルに入ろうなんて思ったのはこういうのがやりたかったからだった!!」って衝撃を受けた(きちんと日本語で説明できないところがダメなところってちゃんと分かってはいる)。

その、わたしが演劇とかでやりたかった表現が人間の身体を介さずに活字のみでなされているのに感動半分やるせなさ半分という感じで、でもまあ活字には活字の良さがあるからなあというところで自分の中では落ち着いた。

 

それとはだいぶ話がずれちゃうんだけど、活字を通してみるたべものって一番おいしそうだったりしない?

雑誌とかに載っている人気店のおすすめ料理の紹介だったり、あるいは物語の中に登場する料理、文字で綴られた食欲と想像力を掻き立てられるたべものに、現実のたべものは敵わない。

空想上の料理とかだったらモーーーー絶対美味いけど食えんからわからんとにかく絶対美味い!!!終わり!!!だけど、実在する料理でも一度すばらしい活字の表現を通して見てしまったらその想像を超えることはできない。と、思う。あの現象はなんなんだ。でも体験できない食事経験を与えてくれるからこそ活字のごはんがめちゃくちゃ好き。具体例が出てこないのがほんとにだめですまん